新潟記念とは
新潟記念は、新潟競馬場の芝2000メートル(外回り)で行われる3歳以上のG3です。正式名称は農林水産省賞典 新潟記念。別定馬ごとの成績に応じて、斤量が決まる競走条件です。重量の国際競走で、今年は3回新潟4日目の8Rとして組まれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日・時間 | 2026年8月30日(日)15時45分 |
| レース | 新潟8R 第62回 新潟記念(G3) |
| コース | 芝2000m(左・外・A) |
| 条件 | 3歳以上オープン 別定(国際・特指) |
| 本賞金 | 1着4300万円、2着1700万円、3着1100万円 |
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夏の新潟開催を締めくくるレースです。最後の直線が日本一長く、ゴール前の末脚最後の直線で発揮できるスピードのこと。比べになりやすいのが特徴です。
直近2年は牝馬が勝っています。2025年はシランケド、2024年はシンリョクカでした。今年もチェルヴィニアとステレンボッシュの2頭が登録しています。
登録11頭とG1馬5頭
登録は11頭です。フルゲートそのレースに出走できる最大頭数です。18頭より少なく、2024年と同じ頭数です。そのうちG1勝ち馬が5頭で、グレード制が始まった1984年以降、新潟の重賞G1・G2・G3など、格付けのある大きなレースです。にG1馬が5頭そろうのは初めてと報じられています。
3歳マイル王と、安定している古馬
注目の中心は、今春のNHKマイルカップを勝ったロデオドライブです。4戦3勝の3歳馬で、これまでの出走はすべてマイル。今回が初めての2000メートルで、初めての古馬対決でもあります。鞍上はC.ルメール騎手。マイルで使った末脚最後の直線で発揮できるスピードのこと。を、新潟の長い直線で生かせるかが焦点です。
対抗と目されているのがダノンシーマです。白富士ステークスを勝ったあと、阪神大賞典と目黒記念を連続3着。重賞勝ちはありませんが、2000メートル以上で崩れていません。
3歳では、きさらぎ賞勝ちのゾロアストロも来ます。皐月賞は12着、日本ダービーは鼻出血で回避したあとの復帰戦です。斤量馬が背負う重さです。軽いほど走りやすくなります。55キロは、このメンバーでは最も軽い部類です。
近走は苦戦しているG1馬たち
古馬のG1馬は、2024年桜花賞のステレンボッシュ、同年オークス・秋華賞のチェルヴィニア、2024年菊花賞のアーバンシック、2023年菊花賞のドゥレッツァです。近走の着順だけ見ると苦戦が続いていますが、2024年ジャパンカップ2着の実力馬です。ドゥレッツァは、昨秋(2025年)のジャパンカップで取消があって以来、約11か月ぶりの実戦になります。
地元寄りの成績では、今年の新潟大賞典2着のバレエマスターがいます。関越ステークス9着で新潟を使ったばかりのジュンブロッサムも、コース経験はあります。
登録馬は、2026年8月27日時点のnetkeiba予想人気順です。ロデオドライブが2.6倍、ダノンシーマが3.0倍と上位2頭に寄っていて、3番手はゾロアストロの5.4倍です。
| 馬番 | 馬名 | 予想 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | ロデオドライブ | 1人気 2.6倍 | 牡3 | 57.0 | C.ルメール | NHKマイルC 1着 |
| 8 | ダノンシーマ | 2人気 3.0倍 | 牡4 | 57.0 | 川田将雅 | 目黒記念 3着 |
| 5 | ゾロアストロ | 3人気 5.4倍 | 牡3 | 55.0 | 岩田望来 | 皐月賞 12着 |
| 4 | ドゥレッツァ | 4人気 12.5倍 | 牡6 | 59.0 | 田辺裕信 | ジャパンC 取消 |
| 11 | ステレンボッシュ | 5人気 15.3倍 | 牝5 | 56.0 | 戸崎圭太 | 安田記念 10着 |
| 6 | チェルヴィニア | 6人気 19.3倍 | 牝5 | 56.0 | 津村明秀 | ヴィクトリアM 16着 |
| 9 | アーバンシック | 7人気 21.2倍 | 牡5 | 59.0 | 三浦皇成 | 金鯱賞 14着 |
| 2 | サヴォーナ | 8人気 29.0倍 | 牡6 | 57.0 | 池添謙一 | 七夕賞 10着 |
| 7 | ジュンブロッサム | 9人気 39.4倍 | 牡7 | 58.0 | 杉原誠人 | 関越S 9着 |
| 10 | バレエマスター | 10人気 51.7倍 | 牡7 | 57.0 | 菊沢一樹 | ジューンS 6着 |
| 1 | ボーンディスウェイ | 11人気 58.2倍 | 牡7 | 57.0 | 丸山元気 | 七夕賞 5着 |
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芝2000mの見どころ
新潟の芝2000メートル外回りは、2コーナー付近からのスタートです。3コーナーまで約950メートルの直線があり、コーナーは1回だけ。最後の直線は約659メートルで、日本の競馬場では最も長い部類です。起伏は少なく、直線で末脚を使える馬が目立ちやすいコースです。
少頭数だと先行が残りやすくなることもありますが、基本は長い直線の末脚比べです。ロデオドライブはNHKマイルカップで上がり最速の末脚を使って勝っており、距離延長でも直線の脚は武器になります。一方で、2000メートルを初めて走るうえに57キロを背負うので、道中の折り合い道中、馬が落ち着いて走れているかどうか。がポイントです。
古馬側では、ダノンシーマが2000メートル以上で安定しています。チェルヴィニアは、新潟の芝外回りで勝ち上がった経験があり、マイルより長い距離のほうが動きやすい、と見る向きもあります。ドゥレッツァは久々の実戦、ゾロアストロは休み明けの復帰戦です。
馬券を考えるときは、人気が2頭に寄る想定です。2頭の1着・2着だけでなく、3着以下にどのG1馬や地元実績馬が入るかも見ておくと、馬連1着と2着の2頭を、順番を問わず当てる馬券です。くわしくに裏相手が先着する馬単です。の馬単1着と2着の2頭を、順番どおりに当てる馬券です。くわしくを足す型が使いやすいレースでもあります。数字で比べたい方は馬連と馬単、どっち?(クイズ付き)の記事をどうぞ。
本命はゾロアストロ
筆者の本命いちばん来るとみた馬。はゾロアストロです。皐月賞12着のあとの休み明けではありますが、2歳時の内容を見ると、まだ過小評価しやすい位置にいます。
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東スポ杯2歳ステークスでは、パントルナイーフに上がり最速で迫って2着でした。そのパントルナイーフは、のちに日本ダービーでロブチェンと僅差の2着に入っています。クラシックで勝ち負けした相手と互角に走れているので、能力の目安としては十分です。
人気も、依然として3番手です。1番人気2.6倍、2番人気3.0倍に対して5.4倍は、まだ買いやすい位置だと思います。